2008-01-30(Wed)

10月24日(木)、JR恵比寿駅そばの"Asante Sana 目黒店"で第16回エコツーカフェ『アイルランド』を開催しました。前日は都内でも珍しく雪が積もり、この日もとても寒かったのですが、約20名のお客様がこられ、アイルランドの環境や歴史・文化の話を楽しんでいました。
今回のゲストは、アイルランド政府観光庁の方と、アイルランド在住のフリーライターの方。
まずは政府観光庁の方がアイルランドの基本的な情報を豊富な写真と共に紹介してくれました。「このイベントのために、前回の本国(アイルランド)出張でネタを集めてきました」ということで、アイルランドのB&B(ベッドと朝食付きの家庭的な民宿)のお話や、アイルランドの歴史や文化の話などもりだくさんでした。
*アイルランドのお話*
アイルランドはヨーロッパに西に位置する島国です。エンヤやU2といったミュージシャンを輩出し、作家のスウィフトもアイルランド出身。
自然としては、高山植物がそこかしこに生えています。ハイキングをしていても、きれいな花がたくさんあるため、とても楽しいそうです。
そして遺跡。アイルランドはケルト文化が残る国ですが、遺跡も多く残っていて、「歩いていると遺跡がぽこぽこある」そうです。有名なものは「ペンシルタワー」と呼ばれる修道院。他にも聖書の物語が書かれている「ハイクロス(ケルト十字)」があります。海岸線も複雑で、「ヨーロッパ屈指の海岸線。総延長約5600kmあり、北海道の知床が好きな人は、絶対アイルランドも楽しめる」(政府観光庁)とおすすめしてくださいました。
そんなアイルランドでは、牛と羊による渋滞がおこります。現地在住の方は、「乗っていたバスが急に止まったからなんだろうと思ったら、しばらくして牛の群れがわきを通っていった」経験があるそうです。
アイルランドは春夏秋冬楽しめる国。春は「セント・パトリックディ」というお祭りがあります。東京や名古屋、仙台でも開催されます。
夏は伝統音楽のお祭り、秋はハロウィン、冬はクリスマスがあります。
伝統音楽といえば、アイルランドのパブではお客さんによる伝統楽器の演奏会がよく行われるそうです。パブは地元の人が集う場所。インフォメーションセンターがなければパブに行ってみると、地元のおすすめポイントを教えてもらえるそうです。
アイルランドでは、政府公認のB&Bにはシャムロックと呼ばれるクローバの看板がついています。遠目からでも分かりやすい看板なので、アイルランドに行かれたら、探して泊まってみてはいかがでしょうか。
お客様の中には、「アイルランドが好きでこのイベントに参加しました」という方もいらっしゃり、最後の質問の時間では、アイルランドの観光スポットのことや、訪れる際のおすすめ飛行機ルートも教えていただくなど、実際にアイルランドに行きたくなるようなお話ばかりでした。
次回は2月28日(木)19:00から、南国フィジーを取り上げます(※2月のみ時間変更)。ゲストにはフィジー政府観光局の方と、フィジーの写真を撮り続けている写真家の方をお招きします。2月といえば、そろそろ春の息吹も聞こえてくる頃。一足早く、フィジーのお話で温まってみませんか?
お申込・お問合せは日本エコツーリズム協会(tel: 03-5437-3080, e-mail: ecojapan@alles.or.jp)まで。
詳細は⇒こちら
関連リンク:
アイルランド政府観光庁
アイルランド wikipedia
フリーライター・松井ゆみ子さんのブログ
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