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フィンランドカフェ
あー、もう今年も終わりですね・・・(遠い目)
みなさんいかがお過ごしですか。思うに、毎週日曜日にサザエさんを観ると「明日は月曜か」とどうしようもない焦燥感を覚えるのですが、もう年末になると、そのサザエさん現象を超える焦燥感空虚感になやまされます。

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そんなときには楽しいことを!
ということで、先日こちらでもお知らせしたフィンランドカフェに行ってきました。お客さんの層は圧倒的に女性が多く、カフェ内ではフィンランドのキッシュが食べられるとあって食事スペースは大賑わい。温かいベリーミックスのジュースが飲みたかったのですが、既に売り切れとあり、「ロバートコーヒー」なるものを注文しました。このロバートというのは、コーヒーのメーカー名なんだそうです。

このイベントはVisit Finlandというところが行なっているのですが、そこのスタッフの方がわざわざフィンランドに行って買ってきたというクリスマスゆかりの小物が販売されていました。
スタッフの方おすすめは、「蚊に気をつけて!」というシール。かなりリアルな蚊が描かれていて、これは自宅のお部屋に張っておくと、多分蚊のほうが恐れおののいて逃げていくんじゃないか、という代物でした。

17:00からはトラベルセミナーが開催され、「入国から出国まで」の映像が紹介されました。担当の方がビデオカメラをずっと掲げて撮影していたらしく、トラムの乗り方や地下鉄の乗り方など、とても臨場感あふれるものでした。一番面白かったのは出国の時の税関のお兄さん。日本語ができる方なのだそうですが、会話できることがとても嬉しいらしく、相手が日本人だと分かるとニコニコニコニコしながらずっと話しているんだそう。説明をしてくれた方いわく、「適当なところで話を切り上げてくださいね」というくらいの話好き。フィンランドというと、立派な口ひげを蓄えた堅物の人が多いというイメージも少しはあったのですが、それが見事に払拭されました。

このフィンランドカフェは、12月28日まで東京の恵比寿で開催されています。お近くの方はぜひお立ち寄りください。会場でもらえるフリーペーパーも、フィンランドの雑貨などが掲載されていて面白かったですよ。クロスワードパズルつきです。
詳しくはこちらへどうぞ⇒フィンランドカフェ

来年2月26日、日本エコツーリズム協会のエコツーカフェではこのフィンランドを取り上げます。森と湖の国と呼ばれるフィンランドの自然についてなどなど、担当の方にお話していただく予定です。
申込受付は1月からです。
詳細が決まりましたら、本家のサイトでお知らせします。




↓日本エコツーリズム協会の本家サイトはこちら
http://www.ecotourism.gr.jp/

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テーマ : エコツーリズム
ジャンル : 旅行

【北海道】CO2削減啓発ツアー ”炭素の旅”
【北海道】CO2削減啓発ツアー ”炭素の旅”
<第11回グッドエコツアーにて推奨されたツアーです>
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■グッドエコツアー(GET)とは:
エコツアー推奨制度「グッドエコツアー」とは、エコツーリズムの考え方に基づく一定の基準をクリアしたツアーを、日本エコツーリズム協会が“おすすめエコツアー”として推奨する仕組みです。 推奨されるツアーには、ロゴがついています。
詳細はこちら⇒グッドエコツアーについて

ツアー名: CO2削減啓発ツアー ”炭素の旅”
事業者:十勝千年の森

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CO2削減と各地で騒がれますが、このツアーでは森の中にCO2がどのように存在しているか、実際森を歩きながら観察します。全ての生き物たちが「炭素」でつながっていることに気づき、植物の光合成、そして私たちの生活で排出するCO2と比べることで、森の役割をより深く感じることができます。旅行で排出したCO2を自ら算出し、最後に木を植える心も体も頭も、生き方さえもオフセットするツアーです。
  
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★推薦者からの声★
 近年のグローバル的規模での環境問題は目に見えない脅威であり、意識していても身近な感触としてなかなか伝わってこない現状があります。特に地球温暖化に対する問題は緊急を要することと考えています。その様な中で”炭素の旅”は実際の現場で自然と接しながら考えることのできる大切ですてきなツアーだと思います。
 私はこのツアーに参加してみて、実際肌身に感ずる森、分かりやすい接しやすい資料、そしてガイドから話される言葉ひとつひとつに二酸化炭素削減の大切さが伝わってきますし、興味もそそられ、大自然の中にいる自分がいかに生かされているかを感じ、”森づくり”への共感が伝わってきました。
 かつて教員をしていたこともあって、”二酸化炭素削減の重要性”を活字や言葉だけでなく、このツアーで肌身に感じながら考え、行動できる力をつけてほしいと多くの子供達にもツアーを実感さえるべく啓蒙活動をしたいものと、私自身考えさせられたツアーでした。
 ”千年の森”の中に入り込むだけでも”炭素の旅”は素敵な学習の場であると確信しました。
(2008年11月27日) (山越氏 ツアー参加者)

★推薦者からの声★
 目には見えない炭素の世界をガイドと一緒に森の中に生きる動物や植物を通して知るツアーです。私達が排出する二酸化炭素がどれくらいの時間をかけて森の木々が取り込んでいくのかを、実際に木を見ながら知ることができ、とても興味深かったです。
 ガイドの方の楽しい語り口にわくわくしながら森を探検し、いつのまにか炭素と一緒に旅をしている時間が心に残ります。難しい内容かと思いましたが、穏やかで美しい森のひとつひとつに感動しながら自然と人との関わりを素直に考えることができてとてもよいツアーです。
(2008年11月27日)
(新谷氏 ツアー参加者)

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【ツアーについて】 
推奨期間: 2008年12月1日~2010年11月30日
ツアー名: CO2削減啓発ツアー “炭素の旅”
場   所: 北海道上川郡清水町 十勝千年の森の敷地内
催行時期: 通年
日   程: 2時間程度
参加費(税込): 大人 5,000円 中高校生 1,500円 
募集定員: 1名~10名程度
これまでの催行実績: 2008年4月~

【お申込み・お問い合わせ先】 (グッドエコツアーをみて、とお伝えください)
事業者名: 十勝千年の森
代表者名: 林 克彦
連絡担当者:吉原 拓志
加入保険: 日本興亜損保・三井住友海上(傷害保険・賠償責任保険)
住所:  〒089-0356 北海道清水町羽帯南10線
電話: 0156-63-3000
ホームページ:http://www.tmf.jp/index.shtml
チェックリスト: こちらからご覧ください⇒チェックリスト

★グッドエコツアーについては⇒こちら


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テーマ : エコツーリズム
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第27回エコツーカフェ『タヒチ』レポ
第27回エコツーカフェ『南の島々 タヒチ』
ゲスト:武田光弘さん(タヒチ観光局)
12月18日(木)18:30-20:00


 今年最後のエコツーカフェ。今年はJESスタッフに大人気のアイルランドから始まり、フィジーで石鹸をいただき、パプアニューギニアではトレイルの激しさに驚愕し、湖水地方ではスコーンをもぐもぐと美味しくいただきました。 パラオの回ではクラゲだらけのラグーンに若干恐怖を覚え(無毒らしいですが)、ヨルダンでは「ナイトツアーに参加したら月が綺麗だったなんて、なんて素敵!」と喜び、スリランカではゾウの孤児院の話に心を打たれ、ベルギーのワロン地方では「城! 田舎!」と喜び、インドネシアでは・・PCの不調になき、でもインドネシアの蚕の話に興味津々になりました。続いて京都では、はじめてのエコツーカフェが開催され、同じ日に東京ではバリアフリーのエコツアーの話がされました。
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 そして今月12月はタヒチで〆です。タヒチ! 南の島、海、熱帯魚、・・・他には?どんなイメージがお客様の中にあるのでしょう。そして講演内容にある「サステイナブルツーリズム」という単語が気になります。どんなお話をしていただけるのか? 今年最後ということもあり、スタッフは心なしか緊張しながら会場へ向かいました。 

 個人的な話で恐縮ですが、友人が新婚旅行でタヒチへ行き、その写真を見せてくれたことがあります。水上コテージの部屋の中から、直接海の魚をみることができる窓があり、それがとても気に入ったそうです。その後、島内を自転車でまわろうとしたものの、道を間違え町にたどり着けず、風に吹かれて途方にくれたのもいい思い出、と話してくれていました。・・・まぁ私はタヒチに行ったことはないけどね!

 既に冬の寒い日。それでもお客さんが早くから集まり始め、タヒチ観光局の方から頂いたカレンダー(非売品)をみて喜んでくださっています。少しお話したところ、「12月らしいおみやげですね」と喜んでいただいていました。(「これで参加費が1000円なんて安いですよ」とも仰っていただけました。喜んでくれてる・・・お客さんが喜んでくれてるよ!と内心歓喜。)

 時間になり、タヒチ観光局の武田さんのお話が始まりました。会場に集まったお客様の中で、実際にタヒチに行かれたことがある方もいらっしゃいました。現在、タヒチへは週に2便、直行便が出ています。タヒチは「ポリネシア文化発祥の地」。常夏の楽園ということもあり、世界中からバカンスを求める人々が集まるのだそうです。世界からの観光客で多いのはアメリカ、ヨーロッパ(特にフランス)、そして日本。ほとんどがハネムーナーなんだそうです。そしてサーフィンを楽しみにくる方もいるのだそう。
 タヒチは現在フランス領のため、フランスの労働基準が適用されていて、そのせいか生活水準も高く犯罪発生率が低いのだそう。逆に言えば人件費がたかく、物価も高くなってしまう、と。 ちなみにタヒチは画家ゴーギャンが暮らした土地。お墓もあるのだそうです。

 さて、タヒチのイメージ写真にもよく出てくる水上コテージ。あのかやぶき屋根のおうちが綺麗な水色の海の上に建っているものですね。あの建設費、1棟いくらくらいかご存知ですか? 武田さんが話の中でいった数字に会場がどよめきました。私もびっくりしました。宿泊費がいくらか、ということは気にしていても、建設費は案外気に留めないものなのかもしれません。
 ちなみに。1棟 1億円、だそうです。もちろん、条件にもよります。おうち1棟ですよ、あの一群ではありません。なぜそんなにかかるのかというと、排水と電気にとてもお金をかけているのだそうです。ホテルにもよりますが、排水はパイプで島内に運んで処理。そのパイプはハネムーナーの夢を壊さないよう、外から見えないようなつくりになっています。電気も、冷房は海洋深層水を利用しているのだそう。

 新しく出来ている宿泊施設は、100%エコフレンドリーのものがあったり、100%タヒチ資本で、ポリネシアの雰囲気を全面に押し出し、従業員の90%がタヒチアン(タヒチの人々)というホテルも出来ているそうです。

 そんなタヒチで味わえる自然との触れ合いプログラムとして、「カメの養子制度」があるそうです。ケガをしたウミガメを保護する施設があるのですが、そこではカメを野性に戻すこともしているのだそうです。養子にした人は、この海には自分と少しでも関わりをもったカメが泳いでいると思うと不思議な気持ちになれそうです。
 途中、クジラの映像も出てきたのですが、クジラも素晴しいのですがそれ以上にその海の青さに驚きました。とても濃く、藍色ではないのですが、綺麗な群青色が下まで続いているのです。
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 武田さんは観光局の方ですが、今までで印象に残った出来事として挙げていたのがこのお話。
「タヒチに向かう飛行機の中では、お客様は「どこそこのホテルに泊まりたい」と仰るのですが、帰りの飛行機の中では、「タヒチの人々が本当に温かった」と仰ってくださったのです」 旅行先で、建物や自然を味わうのも楽しいですが、そこに住んでいる人々が一番思い出に残る、という旅行、素敵だと思いました。


【会場からでた質問】
1)タヒチに以前行ったとき、オカマちゃんが多かったのですが、今でもそうなんですか?
⇒実際に多くいます。男の子を女の子として育てる風習がまだ残っているため、とりたてて不自然なことではなく、職場でも不利益をこうむることもありません。「ゲイ」とはまた少し違うと思います。彼らは、その女性的な自分にとても誇りを持っています。

2)島と島との行き来はどうなっているのですか?
⇒エアータヒチの飛行機が主です。貨物船も出ていますが、それで人が行き来するのはとても稀です。

3)タヒチの伝統的な生活はどこで見られるのですか?
⇒日本の京都と同じように、テーマパークのようなところがあります。フランス文化が入っているので、首都はヨーロッパの街並みです。ただ、伝統的なお祭りがあるのでその時期にタヒチを訪れるのもおすすめです。そしてカヌーがとても盛んで、10月にカヌーのレースがあります。カヌーは日本の柔道のようなお家芸になっています。

4)日本でタヒチの人々と触れ合える機会はありますか?
⇒日本在住のタヒチ人がそんなに多くないです。タヒチの踊りなどは、ハワイのイベントなどで披露されています。タヒチとハワイの踊りは違うのですが、なじみがない方にはその違いは分かりにくいと思います。最近はタヒチアンダンスが日本ではやってきていますね。

5)水上コテージの排水はどうなっているのですか?
⇒パイプで全てつないで島内で処理をしています。コテージからそのまま海に出られる方もいるので、外からみえないようにパイプをつないでいます。「海をに汚さない」ことを前提にしています。

6)タヒチらしい食べ物やお土産はなんですか?
⇒タヒチには、そのまま「サシミ」というメニューがあります。生魚をスライスして、メニューにもきちんと「サシミ」で出ているんですよ。ココナッツとライムのマグロのマリネもあります。
お土産でおすすめなのは黒蝶真珠。日本だととても高価なもの、しかも女性向けのものが主ですが、タヒチには男性もつけられるようなブレスレットがあります。あとはバニラ。タヒチのものはとても質が高く、2,3本で3,000円程度します。バニラはとても手間がかかっていて、3ヶ月間の乾燥の過程が必要なのです。

7)宿泊施設で、水上コテージ以外では何がおすすめですか?
⇒ペンションですね。水上コテージはどちらかというと、ハネムーナーが「一生に一度」泊まるということが多いのですが、毎年同じ時期に訪れるダイバーはペンションを利用しています。とても快適ですよ。ペンション協会というものもあります。

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↑おみやげでいただいたクッキー。ハート型をしているのですが、タヒチにはハート型の島があるそうですよ。(このクッキーはタヒチ産ではありません)

【今日のキーワード】・『イヤオラナ』:タヒチ語で「こんにちは」「ありがとう」として使われている言葉です。これを覚えて言ってくださいね。

【お客様のアンケートから】・カタログや映像にないお話をもう少し聞きたかったです。(水上コテージやゲイの話)
・タヒチの様々な魅力を知ることができました!
・ペルーやボリビアなどの南米の話も聞きたいです。
・毎回様々な国を取り上げていらっしゃって、楽しく参加させていただいています。また来年も参加させていただくと思いますので、よろしくお願いします。
・観光客の要求と自然環境の保護をうまく利用した開発が行なわれていて、とても理想的に感じました。


次回のお知らせ。
2009年1月22日に、日本語が堪能なネパールの方をお招きします。ネパールのお話をしていただく予定ですが、ここでも街の人々の話が出てくる予定。みなさまのお越しをお待ちしています!!
詳細はこちらまで⇒http://www.ecotourism.gr.jp/event/cafent/

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(↑カフェで出る食事。これが目当ての方もいらっしゃるよう)









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京都・町屋エコツーカフェレポ
第1回 京都・町屋エコツーカフェ『大覚寺大沢池の変遷と魅力』
11月20日(木)
ゲスト: 真板昭夫(京都嵯峨芸術大学、JES理事)


今まで東京で行なっていたエコツーカフェ。「他のところでもやりたいよね」という話をしていたものの、なかなか実現せずにいたのですが、それがついに実現! 
きっかけは、今年春に、いつもJESの会報をデザインしてくれている京都の会社の方々が、事務局にお見えになったこと。「そういえば、京都の町屋が」という話になり、そこから一気に話がすすみ、秋に京都の町屋をお借りして「京都・町屋エコツーカフェ」を行なうことになったのでした。
※JES会報をデザインしてくれているのは、京都にある「自然堂(じねんどう) 有限会社」さんです。

「日付はいつにしよう?」「第1回のゲストは?」「コンセプトはどうしよう」「京都らしさをどこまで出すか」「広報の仕方は?」などなど、JES事務局と自然堂さんとで打合せを重ね、ついに11月20日(木)に開催することが決定したのでした。しかしこの日は東京でのエコツーカフェの日と重なり、東京からはスタッフが行くことができず、自然堂さんにとてもお世話になりました。(一部では、「ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日だね!」と覚えていていただいたようです)

第1回のゲストは、日本エコツーリズム協会の理事であり、地元・京都の大学でも教鞭をとっている真板先生。こころよく講演を引き受けてくださり、ご自身が関わっていらっしゃる大覚寺・大沢池の話をしてくださいました。
「お客さんはどれだけ集まってくれるんだろう」とどきどきしていたものの、ふたを開けてみればなんと30名超! 町屋のお部屋に、この話をききたい、とそれだけの方が集まってくださったことがとても嬉しかったです。
はじまる前のようす。お菓子はみんなでつまめるようにしました。
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ぞくぞくとお客さんが集まり始めました。畳敷きのお部屋と、和風の明かりがいい雰囲気をかもし出しています。
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真板先生のお話がはじまりました。
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東京のエコツーカフェは、「世界各地・地域のエコツーリズム事情をお届けする」をコンセプトにしていますが、京都はそれにこだわらず行なうことにしました。真板先生が直接携わった大覚寺大沢池について、きちんと池を調べることから始まり、そして存続の危機にあったこの池が、また見事なハスの花を咲かせるまで、どんなことがあったのかをお話していただきました。

場所も、町屋という情緒あふれるところで行い、みなさんには好評だったようです。
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・・・と思ってよくよくみたら。
真板先生の後ろになにかが!! 上の写真の、画面左をよくみてください。
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なんですかこれは!? 魚の骨のようですが、意外におくちがおおきい。骨格標本になっていますが、きっと大事な魚なんでしょう。(いま「さかな」と打ったら一発変換で「肴」と出ました。年末か・・・)

★★★魚の骨について追記です★★★
京都の担当の方から連絡がはいりました。この魚の骨、これこそが大沢池を存続の危機に陥れた
「ソウギョ」という魚なのだそうです。

池の水草の手入れが重労働だったため、人為的にこのソウギョを池に放したところ、水草ばかりか、池の水をせき止める杭や、池の周囲に生えている木の根まで食べられて、池の環境や周囲の環境が危機的状況になりました。

そこで、今回お話していただいた真板先生率いる「ソウギョバスターズ」が奮闘し、今の池の景観を取り戻した、といういきさつなのだそうです。

ソウギョバスターズについては⇒こちら




さて、次回の京都・町屋エコツーカフェの日にちが決定しました。
来年2月13日(金)、18:30からの予定です。
場所も今回と同じ町屋・亀笑邸です。
誰がどんなお話をするのか? ある程度決まってはいますが、お知らせできるようになったらサイト等でお知らせしますね。
ヒントは「エコツアーガイド」です。
あの魚の骨をまじまじと見たい方も、参加をお待ちしています。

ちなみに、2月頭に滋賀県・高島市で「全国エコツーリズム大会inびわ湖 高島」が開催されます。今回のイベントでエコツーリズムに興味がでた方、ぜひぜひ参加してください。
おいしい卵かけごはんが食べられるかも。あと、お酒がおいしい季節だそうですよ。






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フィンランド・カフェ開催のお知らせ!
フィンランド好きのみなさまへ朗報です!
来年2月26日(木)のエコツーカフェは、フィンランドを取り上げます。
(本家サイトではまだ出てないのですが・・・)

フィンランド!
いま頭の中をよぎったのはムーミンですか、マリメッコですか、それともトナカイですか?
(一瞬でも「メタル!」と思った方は素晴しいと思います)

そのフィンランドについて、今週末から東京都内で「フィンランド・カフェ」が開催されます。
クリスマスの飾り付けのもと、フィンランドの小学校体験授業、トラベルセミナーと盛りだくさんの内容です。そして、「"つながる"フィンランドプロジェクト」では普通の人からデザイナーまでフィンランド人の作った作品を公開展示されます。
フィンランドが大好きな方、異国の小学校体験をしたい方、ぜひ足を運んでみてくださいね。
【日時】2008年12月19日(金)~12月28日(日)
11:00~20:00(24日・25日及び最終日は18時まで)
【場所】Spazio 〒150-0022 渋谷区恵比寿南2-20-7 CIXビル
【詳細】http://www.moimoifinland.com/xmascafe08.php






・・・ところで。
フィンランドといえばメタルなわけですが。いえ、個人的にそう思っているだけです。ムーミンも好きですよ。スウェーデン語で書かれているお話と聞きましたが・・・。
NIGHTWISHという女性ボーカルのバンドも好きですが、ある意味素晴しいのはKorpiklaani(コルピクラーニ)です。何が素晴しいって、日本盤の曲のタイトルです。いつもドイツ語読むとき、「概念は分かるのに、それを日本語にすることが難しい」ともにょもにょし、「結局のところ語彙力、文章力が駄目駄目だからなんじゃん」というところに行き着くのです。
それが、このコルピクラーニというバンドの日本盤のCD、曲のタイトルが素晴しく愉快なのです。
例えば、「Old Tale」という曲。それが「実録!フィンランド昔話」。・・・実録ってどこからでてきたよ!! と。
さらに「Beer Beer」は「吐くまで飲もうぜ」。・・・・・・誰が考えているのか知りませんが、素敵な方だと思いました。「Native Land」は「大自然って気持ちいい」。まるで国語の時間のようだ。「作者の言いたいことは何ですか」「ハイ! 先生、それは「朝まで飲もうぜ!」です!(←こういう邦題の曲もある)」というような情景が浮かんできました。(語彙力はないくせに妄想力は上手)
けれどもそれ以上に曲のPVも愉快。ヒッタヴァイネンさんというヴァイオリンを弾く人がいるのですが、彼の動きが秀逸。
もし機会があったらどうぞ。
同じくフィンランドのHIMも好きですよ。
そのメタルバンドが集まる祭りが、毎年ドイツのハンブルグで行なわれるWACKENです。
WACKENのサイト
ハンブルグは夜景が綺麗な港町です。動物園もあるので、自然好き、ドイツ好き、メタル好きな方はぜひ。
フィンランドからだいぶ話がずれましたが、今週末からはじまるフィンランド・カフェ、そして来年2月の「エコツーカフェ フィンランド」への参加もお待ちしています。





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テーマ : エコツーリズム
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Tahiti
Hast du Lust,in der Nacht Tahiti zu reisen?

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Photo: TIM-MCKENNA.COM

Japan Ecotoursim Society (JES) haelte einmal pro Monat der Vortrag ueber Auslaender. (z.B: Irland, Palau, u.s.w)
Am 20. dieses Monats halten wir Natur und Kultur von Tahiti.
Wenn Sie sich fuer Tahiti interessiert, melden Sie sich zu einem Vortrag an!

[Datum] am 18.Dez 18:30-20:00 (um 18:00 wird geoeffnet.)
[Ort] Asante Sana Cafe 
Mita 2-7-10-102, Meguro-ku, Tokyo-to,
TEL 03-3791-2147, FAX 03-3792-5395
[Eintritt] 1,000yen (inkl. etwas zu trinken,essen)
[Anmeldung] Japan Ecotourism Society
Kamioosaki2-24-9 4F,
Shinagawa-ku,
Tokyo-to,
141-0021
tel: 03-5437-3080 fax: 03-5437-3081
e-mail: ecojapan@alles.or.jp  (Jap/Eng/Deu)
http://www.ecotourism.gr.jp/event/cafent/




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月いちフォーラム「霧多布湿原」レポ
第32回 12月10日(水)
『3100ヘクタールの花の湿原-その魅力と保全とまちづくり』
ゲスト: 阪野真人さん(NPO法人 霧多布湿原トラスト


おかげさまで、このブログもみなさんから温かい拍手やご感想を頂いております。ありがとうございます。そして今日もこうやってパチパチとキーボードをタイプすることができます。・・・最近買ったキーボードカバー、なんだか使いにくいんですけどやっぱり汎用タイプの一枚ものだからですかね。

さてさて、先週水曜日に、今年最後となる「月いちフォーラム」が開催されました。ちょうどこの日は「全国エコツーリズム大会in小笠原」とも重なっていました。
今月のスピーカーは、昨年の環境省主催「第3回エコツーリズム大賞」で大賞に輝いた、北海道の霧多布湿原トラストの阪野(ばんの)さんです。阪野さん、実は今までの「月いちフォーラム」のゲストの中で最年少でした。ついに80年代の波がここにも・・・。

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が、会場も負けていません。小学生のお客さんから、エコツアーガイドに興味のある学生さん、それに東京在住の霧多布湿原ファンの方など、多くの方に参加していただきました。

まずは、阪野さんの紹介、そして霧多布湿原の紹介からです。会場では冬景色の写真などが上映され、阪野さんが「この中に、ある動物がいます。どこに、なにがいるでしょう?」と質問をなげかけ、分かった方が手を挙げていきました。シマリスや、冬毛になったウサギ・・・北海道の冬の景色を楽しむことができました。
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さて、霧多布湿原のある浜中町には、世界最小の哺乳類のひとつである「トウキョウトガリネズミ」(上の画像の中のネズミ)がいます。北海道なのになぜ東京。疑問に思った方はぜひ霧多布湿原センターか、東京・日野市の多摩動物公園へ。説明書きとともにそのネズミくんが飼育されています。

頭胴長約50mm、尾長約30mm、体重約1.5~2gである。(wikipediaより)

↑形態はこんな感じ。素手で触ったら死んでしまうのだそうです。浜辺に植木鉢を埋めて捕獲するのだとか。素手では死んでしまうのに、植木鉢はOKなのはなぜ。

阪野さんは、生息している動物の説明の他に、湿原の歴史や役割、そして一番重要な「湿原を守っていくこと」についてのお話がありました。
湿原を守る、ひとことで言うととても簡単ですが、そこに関わるものごとはとても多く、地元の人、外からやってくる人、この活動を支えている考え・・・などを、堅苦しくなく話していただきました。
「人と自然のいい関係に気付くことは、その自然を好きになることがきっかけにもなる」
「浜中町は少子高齢化が起こっているけれど、それを解決するひとつのツールがエコツーリズムではないかと思う」
「外部からのお客さんを受け入れた漁師さんが、「役に立てて嬉しい。こんなことで喜んでくれるなんて」と感激していた」
いろいろなお話の中で、阪野さんが「壊すの反対、ではなく、残すの賛成、のひとを増やしたい」と話していました。これは、この活動の原点にも近い考え方なのではないでしょうか。
最後にエコツアーガイドの心得として、「ガイドは芸人であれ。コメディアンではなく芸人。笑わせるだけでは駄目なんだと思うのです」と締めくくられました。
エコツアーの効果として、「地域の人と、旅行者の間での『価値観の交換』がある」と話していた阪野さん。北海道の霧多布の地でガイドとして活動している阪野さんに、みなさんも会いに行かれてみてはいかがでしょうか。

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漁師さんの網について説明する阪野さん。

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恒例の「触れる展示」。何かが来た、何かが・・・・。とぐろを巻いている何かがきましたよ。これは一体なんでしょう?

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答えは、「くるくる丸まっていた昆布」。長さ10mもの昆布でした。湿原の恵みたっぷりで、いい出汁がとれるそうです。会場内でほどくと上の写真のようになりました。

【会場で出た質問】
・湿原は歩くとどのくらいの時間がかかるのですか?
⇒2kmくらいの距離を、3時間かけて歩きます。冬になると凍るので、また時間が変わります。
・トウキョウトガリネズミはどこに住んでいるのですか?
⇒海岸線に多く住んでいます。夜行性なんですよ。
・酪農家へのホームステイがあるそうですが、どうやって申込をしたらよいですか?
⇒霧多布湿原トラストに連絡をくれれば大丈夫ですよ。
・阪野さんが自身を持っておすすめするエコツアーはなんですか?
⇒「おいしいエコツアー」です。具体的には漁師さんといっしょにいくものです。秋刀魚とか、いろいろなお魚が味わえます。
・阪野さんは、どういう経緯で霧多布湿原で働くようになったのですか?
⇒友人のすすめで。はじめて行った翌日の、霧多布湿原の朝の景色がとても素晴しかったです。今では霧多布が大好きです。
・一緒に活動しているひとは何人くらいですか?
⇒トラストには8人います。


さて、次回、来年最初の「月いちフォーラム」は2009年1月14日(水)に開催します。
『北海道からのたより -アイヌ文化に触れる-』と題し、弓野恵子さん((財)アイヌ文化振興・研究推進機構アドバイザー) にお越しいただきます。
 
12月から2ヶ月続けて北海道関係のフォーラムを開催します。アイヌ文化アドバイザーの弓野さんをお招きし、北海道の大地に根付いてきたアイヌの文化を、伝統楽器や口承文芸「カムイユカラ」を通して体感します。
詳しくは⇒こちらへ
お申込は、モンベルクラブ渋谷店へ。 tel:03-5784-4005
【参加費】1,000円(資料、飲み物代込み)
※日本エコツーリズム協会会員特典有
★当日申し込み・参加も可能です。お気軽にお越しください!




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テーマ : エコツーリズム
ジャンル : 旅行

【書籍】「ツーリズムの新しい諸相」
ひさびさに書籍紹介です。
ツーリズムの新しい諸相―地域振興×観光デザインツーリズムの新しい諸相―地域振興×観光デザイン
(2008/09)
小林 天心

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 「ツーリズムの新しい諸相 地域振興×観光デザイン」と題された本書。
 旅行会社で30年間、海外旅行に携わり、その後ニュージーランド観光局日本支局長を勤めた著者によるエッセイ集です。

 「トラベルジャーナル」という旅行雑誌に、2005年から3年にわたり、月2回連載されていたものをまとめた書籍ですが、掲載にあたり、時系列ではなくカテゴリーごとにまとめられています。 
「新しいツーリズム・デザインのヒント」「観光・旅行産業と明日への技法」「次世代へつなげる観光と地域振興」「観光立国へ向けての課題は何か」の4章だてで、どこからでも読むことができます。
 日本各地の事例を紹介しつつ、そこへ筆者独自の視点が交えられています。ときに読みやすく、ときに辛辣な言葉もあり。長らく観光の現場にいた筆者が、これからの時代に、日本の観光はどう変わっていくのか、関わる人々に熟考を促す一冊になるのではないでしょうか。

 タイトルにある「諸相」とは、すがた・ありさま。種々の様相、だそうです。それを表してか、本書の表紙は真っ白な紙にタイトルと著者名というシンプルなもの。表紙のさわり心地はたまごの殻に似ています。新しいものの始まりを感じるかもしれません。

------------------
 ということを、JES会報の書籍紹介で書こうかの、と思っていたらば、次号の会報は「JES10周年記念号」になり、書籍紹介のページがないかもしれない、ということが発覚。
本は出たてが新鮮なんだよ、と当然のことを頭に叩き込みつつ書籍の紹介をどこでするべか、と考えあぐねていたところ、そういえばブログがあったじゃないか、と気付いた次第です。考えあぐねるも何も、目の前にあるでないか、と。

 書籍紹介は「本を紹介したい」のか「本を読んでもらいたい」のか、どこで線引きしようかとグダグダ思い悩むのが常なのですが、思い悩みつつ焦点が定まらないまま書くと、「え・・・で、結局私は何が言いたかったんだ?」となります。まだまだ練習が必要ですよ。

  この本ですが、日本エコツーリズム協会の理事の小林天心さんが、トラベルジャーナルという雑誌で連載していた記事をまとめたものです。小笠原の話や白川郷の話、それに観光庁設立の話まで、一項目が4ページ程度なので、通勤の時間を使って読みきりました。通勤の時間は、小説を読んでいると「あ、もう駅だ! でもまだ途中なんだよ」とたまにタイミングが悪いことがありますが、この本に関してはそういったことはありませんでした。

 本書のなかで、富士山についての記述があるのですが、「富士山の眺めはどこからの眺めが一番だろうか。」という書き出しで始まっています。
天心さんは、1939年に伊豆の達磨山から撮影されたという写真を見て、その美しさを書かれています。
 沼津の町も大きくなく、施設「虹の郷」もまだなく、富士市の煙突もまだないというその写真。その当時の景色は、まるごと富士山が楽しめるようなものだったのだろか、と思います。
 私は静岡在住が長かったのですが、富士山がよくみえるところで、好きなところは2箇所あります。どこかはないしょですが、地元民はそれぞれ「ここからの眺めはどこにも負けない」という場所があるのではないでしょうか。ただ、静岡県民はそれをあまり外に出さないと思うのです。あんまり「おらがまちはすげぇだよ」とは言わない気質。空気と呼ばれても別に気にしない・・・。(特に静岡県中部)
 あえて言いますが、静岡県の東部、伊豆、中部、西部はまったく違います。

 書籍紹介のはずがどんどんずれてきていますが、この本、静岡以外にもいろいろな場所が載っているので、自分に関係のあるところを探してみるのも楽しいです。何が楽しいって、「おお、外からみるとそんな風にみえるのか」と思えることです。なかなかね、わからないこととかありますからね。

 ・・・あれ、結局本の紹介らしいものをしたような気がしない。こんどちゃんとしたのを書きたいところ。


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テーマ : エコツーリズム
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【環境ラベル】オーストリア
このブログでもよくお知らせをしている「グッドエコツアー」。数多く行なわれているエコツアーでも、「環境保全」「地域振興」「安全管理」を柱に審査を行い、安心して参加できるエコツアーをお知らせする推奨制度です。

いま、JESではインターンがひとり専属でつき、各国・地域の推奨制度について調べています。
幾つかこれから紹介していこうと思います。不定期にお知らせしていく予定ですが、「こんなものがあるんだ」「今度この国に旅行に行くから、このマークに気をつけて下調べしよう」と参考にしていただけるととても嬉しいです。

今回はヨーロッパのオーストリアのものを簡単にですが紹介します。
Oestrreichisches Umweltzeichen
logo_uwz.gif
環境配慮型の製品や学校、それにレストランやキャンプ場などに適用されるもので、そのうち宿泊施設のものになると172のチェック項目をクリアしなければいけません。172の項目の中には、「しなければいけないこと」と「したほうがよいこと」があります。
リストには、
・環境マネージメント
・エネルギー
・水、ごみ、空気など
・化学物質
・建物、部屋
・食事
・交通
・庭
などの大項目があり、そこからまた細かく分かれています。

オーストリア 環境マーク サイト ⇒http://www.umweltzeichen.at/
リストそのものも、サイトから見ることができます。
http://www.umweltzeichen.at/article/articleview/63446/1/15173/

このマークは、ウィーンの有名な画家、フンダートヴァッサー氏によるもの。地球や水、空気などをイメージしているそうです。

これからも不定期ですが、こういった環境マークやエコツーリズムの推奨制度についてお知らせできればと思います。



日本にも環境ラベルは多々あり、環境省のサイトでも調べることが出来ます。

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テーマ : エコツーリズム
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全国エコツーリズム大会in小笠原
昨日12月7日から、小笠原で「全国エコツーリズム大会in小笠原」が始まりました。JES関係者も参加し、6日の船で小笠原に向かったのですが、小笠原のガイドさんのブログによると、天気が荒れ、母島への船も出ていないとか。
「離島はこんなものですよ」と別の方のブログにありましたが、残っている身としては大丈夫なんだろうかとどきどきします。
明日は分科会が行われる予定です。

木曜日に帰ってくるので、参加者のみなさんの体験を聞いてみたいと思います。



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テーマ : エコツーリズム
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来年のヤクルトのカレンダーは「エコツーリズム」がテーマ
はやいものでもう12月ですね。現実を見たくないあまり、「今年残りあと1ヶ月というような話題は禁止!」と騒いでいても、結局、来月は来年、ということは変わらないのです。

年の瀬にぴったりな話題ですが、飲料のヤクルトをみなさんご存知だと思います。そのヤクルトの来年のカレンダーのテーマは「エコツーリズム」
「2009年みんなの風景~エコツーリズムで伝える日本の自然風景~」ということで、表紙からはじまり、1月~12月まで、屋久島や二戸市のエコツーリズム実施地域が絵と文章で紹介されています。とても柔らかいタッチの絵で、毎月めくるのが楽しくなりそうです。

このカレンダー作成に当たり、日本エコツーリズム協会も協力しています。各地のエコツーリズムの地域を紹介していますので、お手元に届いた方、ぜひご覧ください。

 株式会社ヤクルト本社(社長 堀 澄也)では、12月初旬から年末にかけて、全国でヤクルトの乳製品や化粧品を販売するヤクルトレディ、ヤクルトビューティを通じて、ヤクルトカレンダー「2009年みんなの風景~エコツーリズムで伝える日本の自然風景~」をお客さまに配布します。
 このカレンダーは1971年から毎年発行しており、適当なサイズで、ぶらさげることができる、使い勝手のよい月めくりカレンダーとして多くの方に愛用されています。
 また、1999年版では「発行部数世界一」(8,072,272部)として、ギネス・ワールド・レコードから認定を受けました。
 イラストデザインの作者には山本祐司さんを2002年から起用し、2009年版では、エコツーリズムの観点から、各地の自然環境や歴史文化を、ほのぼのとしたタッチで描いています。昨年の“味わいの風景”、一昨年の“かおり風景”に続き、“後世に残したい風景”としてシリーズ性を持たせ、ヤクルトカレンダーならではのオリジナル性を演出しています。

・テーマ : エコツーリズムで伝える日本の自然風景
 ・内 容 : 近年、地域の人々が主役となり、その地域ならではの自然環境や歴史文化などの魅力を観光客に伝え、保全していく新しい観光の考え方“ エコツーリズム ”が話題となっています。今回のカレンダーでは、“エコツーリズム”の普及に取り組むNPO法人日本エコツーリズム協会の協力のもと、13の風景を紹介しています。

引用元 ヤクルトニュースリリースより
http://www.yakult.co.jp/cgi-bin/newsrel/prog/news.cgi?coview+00339





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月いちフォーラム「落語で楽しむエコ」レポート
第31回 月いちフォーラム
 11月5日(水) 18:30~20:00
『落語で楽しむエコ』
柳家小蝠(やなぎや こふく)さん
三笑亭可女次(さんしょうてい かめじ)さん(落語家)


月いちフォーラム初の試みとして、落語家をお招きします。
「なぜエコツーリズムのイベントで落語?」と疑問に思われた方もいるかもしれません。落語の演目には、江戸に暮らしていたひとびとの生活の知恵が詰まっています。リサイクル社会といわれた江戸の町。落語を通じて江戸の暮らしを感じてみるのもいいのでは? それに、エコツーリズムでは、伝統芸能や歴史、生活文化も大事な観光資源とされています。多くの方に落語という伝統芸能を見てもらいたい、という思いから生まれた企画です。

といっても、日本エコツーリズム協会にとっても初めての試み。「お客さんは集まってくださるのだろうか」と心配もしていましたが、ふたを開けてみれば、40名近い方が参加してくださいました。

会場には高座がつくられ、座布団と緋毛氈(ひもうせん:座布団の下に敷く大きな布)も用意されました。
出囃子(でばやし:落語家が舞台に上がるときにかかる曲)が流れる中、着物を着た小蝠さんが登場しました。

初めて落語を見る方もいるだろう、ということで、まずは落語の歴史や使う道具の説明。落語は「扇子と手ぬぐいのみで表現をする」そうで、扇子はお箸や煙管になり、手ぬぐいは本や煙管入れに見立てられます。しかし何よりも、「落語という芸は、『みなさんの頭の中が舞台』なんですよ」と小蝠さんは語ります。
確かに、その後に始まった落語のお話は、テンポよくすすみ、聞いていてまるでその光景が浮かび上がってくるようです。演目「尻餅」では、実際に江戸の長屋の部屋がそこにあるようでした。

小笠原のお話も交えた今回の落語イベント。
落語にあまり触れたことのない方にも好評だった今回の月いちフォーラム。最後に
「芸人というのは職業ではない。生き方です。」という小蝠さんの言葉が印象に強く残りました。
PB050317.jpg

【今回のキーワード】
・日本の土壌が育んできた文化 -笑い -落語

【参加者のアンケートから】

・落語たいへん面白かったです。このような催しがあればまた参加したいです。
・とても楽しかったです。また落語や日本の伝統芸能のイベントも行って欲しいです。
・大変楽しかったです。ありがとうございました。

※今回の様子は、11月17日発行の毎日小学生新聞でも紹介されました。
20081119115340_00001.jpg

次回の月いちフォーラムは12月10日(水)18:30から。
『3100ヘクタールの花の湿原-その魅力と保全とまちづくり』と題し、北海道の現役エコツアーガイド、阪野真人さんをお招きします。

【日 時】12月10日(水) 18:30~20:00(18:00開場)
【場 所】モンベルクラブ渋谷店(渋谷区宇田川町11番5号 モンベル渋谷ビル5F)
【お申込】モンベルクラブ渋谷店 tel:03-5784-4005
【参加費】1,000円(資料、飲み物代込み)
※日本エコツーリズム協会会員特典有
★当日申し込み・参加も可能です。お気軽にお越しください!

詳細は⇒こちら

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テーマ : エコツーリズム
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第26回エコツーカフェ『上高地』
第26回エコツーカフェ『上高地』 
11月20日(木) 18:30~20:00(18:00開場)
ゲスト:木村太郎さん(エコツアーガイド)


今までのエコツーカフェを通して、はじめて国内を取り上げました。今回のポイントは「上高地」と「バリアフリー」。「上高地でのバリアフリーツアー?」と思いきや、「エコツアーとは」「なぜバリアフリーのエコツアーなのか」というところまで、手話とともにお話をしていただきました。

PB200016.jpg

全体は大きく3部にわけて構成されていて、
第1部:当日のその時間、どんな夜空が見えているのかを専用ソフトを使いみんなでみながら、そのまま星空まで上がり、宇宙からみた地球の映像をみながら話を聞きました。
第2部:上高地についてのお話をしていただきました。上高地の鳥の写真や、そこでどんなエコツアーを木村さんが行なっていたのかを伺いました。
第3部:バリアフリーについて、「いったい『障害』とは何なのか」「アミューズメントパークでの障害者対応はどうなっているのか」という話を伺った後、会場のお客様と一緒に「では障害の種類や、どんなエコツアーがあるのか」ということを考えていきました。
そしてバリアフリーのエコツアーの可能性や、同じ障害者でも、優しいエコツアーと難しいエコツアーがある、という話は、多くのお客様には眼からウロコだったようです。

木村さんは話の中で、「一番観てもらいたいものは、綺麗な自然、綺麗な地球。エコツアーはただ『楽しい』だけでは駄目だと思う。綺麗な地球を好きな人を増やしていきたい。」と話をされました。

エコツアーに参加することで見えるもの、感じるものは多々あります。エコツアーに同行するエコツアーガイドは「インタープリター」とも呼ばれ、「自然と人との通訳者」と訳されることがあります。けれど、彼らの存在は、その和訳だけでは表せないくらい大きな者なのではないでしょうか。自然や文化だけでなく、その背景、時間の流れ、参加者の受け止め方・・・。彼らの存在は、エコツアーに欠かせないものです。自然の中でひとりでのんびりするのもいいですが、ガイドさんと一緒にエコツアーを通して色々なものを感じる旅も素敵だと思いました。

【今回のキーワード】
・全てのものは繋がっている
・1秒をどう感じるか
・エコツアーは「楽しい」だけでは駄目だと思う。綺麗な地球を好きな人を増やす、ということも大事。

【お客様のアンケートから】
・地球も、人にもやさしい、エコでユニバーサルなツアーが広まったら、すてきだなぁと思いました。
・分かりやすく、楽しいイベントでした。今度ぜひエコツアーに参加してみようと思います。
・エコツアーという言葉が一人歩きしている世の中、エコツアーの意義とは何だろうと疑問に思っていましたが、地球をきれいだと感じて帰ってもらいたいという話を聞き、大変うなずけました。また、自然の中のバリアフリーを考えることは社会全体のバリアフリーにつながるのだと感じました。
・本当に面白かったです。落ち込んでいた私はすっかり元気になりました。地球って素晴しい。私も、一秒一秒大切に生きます。ありがとうございました。
・身近な話題で、遠くに感じるコトにちょっと近付けた気がします。
・バーチャルエコツアーがとてもよかったです!! 本当にナイトツアーに参加しているようでした。
・今回はじめて参加しました。時間が許せばしばらく通ってみようかと思います。








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全国エコツーリズム推進セミナーが開催されました
11月27日、28日と、東京の九段会館で「平成20年度 全国エコツーリズム推進セミナー」が開催されました。
「エコツーリズムの推進に向けて ~”たび”と創る持続的な地域社会をめざして~」をテーマに、2日間にわたり、全国のエコツーリズム推進協議会が自分達の地域の取組みを発表しました。
また、2日目には第4回エコツーリズム大賞表彰式が行われ、大賞を受賞した飯能市・飯能市エコツーリズム推進協議会、優秀賞の3団体、越後田舎体験推進協議会、NPO法人信越トレイルクラブ、財団法人阿蘇地域振興デザインセンターが壇上に上がり、斉藤環境大臣から直接表彰状と副賞を受け取りました。
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(表彰状を掲げる受賞者のみなさん。左からNPO法人信越トレイルクラブ、越後田舎体験推進協議会、斉藤環境大臣、飯能市エコツーリズム推進協議会、飯能市、財団法人阿蘇地域振興デザインセンター)

セミナーでは、第4回エコツーリズム大賞表彰式のほかにも、埼玉県飯能市や長崎県佐世保市、京都府宮津市や滋賀県の湖西地域、それに北海道・知床、静岡県の稲取温泉で行なわれているエコツーリズムへの取り組みや課題、今後の活動についてなどが発表されました。
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会場は、各地でエコツーリズムに携わっている自治体や企業の方、学生も出席し、休憩時間にはお互いの情報を交換する姿もみられました。
最後のパネルディスカッションで、佐世保から発表に来られた方が話された、「思いをかたちにするのはとても難しいが、ワークショップに参加する人たちが本当に楽しそうなので、とてもやりがいがある」という言葉が印象に強く残りました。





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アイルランド エコツアー情報
日本エコツーリズム協会関係者に多くのファンを持つアイルランド。「U2が好きなんですよ」「乗馬が実は盛んらしい」「ケルトの歴史が好き」「ヴァイキングはどこまで行ったのかね」などなど、様々な魅力あふれるアイルランドですが、日本エコツーリズム協会主催のイベント「エコツーカフェ」で取り上げれば満席になり、会報で取り上げても好評な国です。

先日、アイルランド政府観光庁からのメールニュースで、アイルランドでのエコツアーの情報が出ていました。

アイルランドのエコ・ツアー

アイルランド初のバイオ燃料を用いたバスツアー会社、アイルランド・エコ・ツアーズが2009年以降のツアーを発表しました。
アイルランド・エコ・ツアーズでは、ローカルな歴史、文化や伝統だけでなく、アイルランドを旅しながら環境に関する知識をさらに深めることができます。参加者にエコ戦士になることを強要することは一切無く、情報を提供することでより多くの思い出を残してもらうことをモットーとしています。ツアーの定員は最大16名で、大型グループではできないような要望にも対応可能です。
アウトドアを中心とするプログラムの内容は、標高差600mとヨーロッパ最大級の海食断崖“スリーブ・リーグ”へのハイキングや、大西洋からの良質なビッグウェーブを楽しむサーフィン体験など、ユニークかつバラエティーに富んでおり、通年で催行されています。


下のサイトで他にも色々エコツアーを探せるようです。
http://www.irelandecotours.com/(英語)

アイルアンドに行く際には、色々なエコツアーに参加してみるのも楽しいですね。




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環境に配慮した新しい旅のかたち、「エコツアー」やその考え方である「エコツーリズム」を幅広く知ってもらうための活動をしている団体・NPO法人日本エコツーリズム協会のブログです。
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