<第12回グッドエコツアーにて推奨されたツアーです>
■グッドエコツアー(GET)とは:
エコツアー推奨制度「グッドエコツアー」とは、エコツーリズムの考え方に基づく一定の基準をクリアしたツアーを、日本エコツーリズム協会が“おすすめエコツアー”として推奨する仕組みです。 推奨されるツアーには、ロゴがついています。
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グッドエコツアーについてツアー名: 能登島野生イルカと泳ぐエコツアー
事業者: 能登島ダイビングリゾート石川県の能登島に生息している野生のミナミハンドウイルカを、スノーケリングやスキンダイビングで観察することを通して、能登の地域、特に海洋環境を深く知ることができるツアーです。9:00にショップへ集合。写真やVTRでのイルカの紹介をうけまます。
10:00に「のとじま水族館」の見学
その後昼食、休憩
14:00にビーチでスノーケリング・スキンダイビング練習を受講。
15:30にボートに乗ってドルフィンスイム
18:00に解散(季節や潮時により多少変更有)
1日使って、能登の海を楽しめます。
季節ごとに風景を変える海の中の景色を楽しんでみませんか?
■ツアー参加者からの声■ 私は泳ぐことはおろか水に入ることも苦手で、海に入ることなど考えられないでいましたが、イルカの魅力に憧れて思い切ってツアーに参加してみました。ツアー中は能登島でダイビングインストラクターをされている方がガイドとしてずっと付いてくださったので、とても楽しく安心して参加することができました。
イルカという動物は人間の勝手な認識で人懐っこさのような感情が先走ってしまいがちですが、ツアーが進むにつれ自然の恐れ多く偉大なる存在を理解し、考え方が一転しました。普段ダイビングインストラクターとして海に潜っていらっしゃるので、能登の海についてのお話がとても面白かったです。地上から見ている海と違い、
水中で見る海は色々な生物が人間と同じように季節を感じながら生活を営んでいるそうで、水族館を回り見学しながら能登島の海の様子を説明してくださいました。
午前中に色んな話をした後なので、午後からの砂浜でのシュノーケリング練習は完全に身を預けて楽しむことができました。そしてクライマックスのイルカと泳ぐ場面では、本当にイルカの賢さを目にしました。ボートがイルカの棲息する地域に近付くとイルカ達の方からボートによってきて、早く海に入れといわんばかりにイルカに急かされ、海に入るとガイドさんを探すように私達グループの周りを回っていました。イルカ達がグループを受け入れている、それはどんなになれてもイルカと人間の一線を越えないマナーを守っているからこその信頼関係だと思います。
このツアーでは私達参加者の不安要素を取り払い、そして色んな説明をしてくれるのでより一層イルカと泳ぐ好奇心を沸き立たせてくれます。
イルカだけにスポットを当てた内容ではなく、ダイビングをしたことのない私達にもまるで海に潜って来たかのように、能登の海の成り立ちや生物の生活を知ることができます。砂浜で出会った地元の小学生が自慢げに拾った貝殻を見せてくれたり、港でであった猟師さんがアオリイカが出たとかインストラクターに話しかけたり、海辺の人の生活の営みを垣間見れて温かな気持ちになりました。
(平成21年3月25日 中島様(ツアー参加者))
■地元推薦者からの声■ 石川県七尾市は港町として古くから能登の中核都市であり、七尾港においては、石川県能登半島の内側(東側)に位置する天然の良港であり、古くから日本海側の寄港港、大陸との交通基地として繁栄した港である。しかし時代の流れでもあるモータリゼーションの影響を受け、港としての機能が衰退してしまった。そんな七尾港、七尾湾の活性や再生に向け、市民と行政が一体となり新たな観光スタイルや、今まで七尾市には少なかったマリンレジャーを視野に入れた取り組みが急務であるのが現実である。
能登島ダイビングリゾートが設立した2004年まで、海に囲まれていながらにして能登半島にはスクーバダイビングサービスを提供する事業者が少なかった。そのため、能登半島において新たなレジャー、観光事業の創出となり期待は大きい。そして我々七尾商工会議所としても、七尾湾の新たな利用価値により今までにない分野からの経済効果に期待したい。
同事業者は、
生態系豊かな能登七尾の海をいかに情報整理し、時代にふさわしい形で世間にアピールするか、工夫を凝らしている。また、地域の問題として若年層の都会流出に繋がる雇用問題の解決の糸口となることを目指し、地域資源を利用する観光サービスの創出と仕組み作りに取組んでいる。
今回推薦するツアーは、安全で楽しいガイディングにより、顧客満足を得ると同時に、地域の利潤を生み、雇用創出を図るという観点で、七尾市が現在抱える課題を解決に導く起爆剤となりうるツアーだと考える。自然を利用した観光に未だ馴染みのない地域の人々に対してこのツアーがモデルとなり、七尾市でエコツアーが確立していく中で、地域の経済が向上することを強く期待したい。
(平成21年3月25日 向田様(七尾市商工会議所 専務理事))
※ドルフィンスイムにあたり、「野生のイルカへの接近についてのガイドライン」を定めています。
「野生のイルカへの接近についてのガイドライン」1.接近方法(1) 200m以内では減速して航行する。
(2) イルカの進行方向を妨げるような操船はしない。
(3) 現在進行している行動を妨げるような操船はしない。
(4) 生息海域(別添図参照)では、低速にて航行する。
(5) 船舶からイルカに接近するのではなく、イルカが船舶に接近するように操船する。
2.隻数及び時間等(1) ウォッチングを行う動力船・非動力船の、区域内での滞在時間は1時間を限度とする。
(2) 群れに対してのウォッチングボート数は、イルカに脅威を与えない程度とし、隻数については、イルカの体調を考慮し、都度判断する。
(3) 棲息海域では他の船舶と互いに安全に確認し観察すること。
3.その他(1) スノーケリングでの観察は、必ず安全装置(浮力帯や保護スーツなど)を装着し、2名以上でペア(バディ)を組ませ、互いに安全に努める。更に遊泳者の監督として、1名入水し安全確保のための監督を行う。 1名の監督者が管理監督できるペア数は、4組のペア(8名)までとし、監督者を含め最大9名が1グループとする。
(2) アクアラング等の長時間潜水する器具を付けての観察は禁止する。
(3) ジェットスキー、パラセイリング、ホバークラフト等の高音、高波、空から脅威を与える恐れのあるものは禁止する。
(4) イルカの食餌や交尾、出産など自然な行動を妨げない。
(5) 水中にクジラ類の鳴声、擬似音、その他行動を錯乱させるような人工音(船舶(漁船)の通常の動力は除く)を発しない。
(6) イルカに触らない。
(7) 餌付けしない。
(8) 漁労操業船確認時は、漁業の妨げにならない距離を保って観察する。
【ツアーについて】 推奨期間: 2009年4月1日から2011年3月31日 ツアー名:能登島野生イルカと泳ぐエコツアー
場所:石川県七尾市能登島
日程: 9:00頃~17:00頃
催行時期: 通年
参加費(税込): 19,950円~(開催日による)
募集定員:16名/日
これまでの催行実績: 当コースは6~9月(8月除く)平日のみに行われ、日程を指定して開催しています。2007年は参加者20名、2008年は参加者344名。半日コース(水族館の見学省略)は年間約180名の参加がありました。
【お申込み・お問い合わせ先】(グッドエコツアーをみて、とお伝えください) 事業者名:能登島ダイビングリゾート
代表者名: 須原水紀
連絡担当者: 須原水紀
加入保険: 株式会社損害保険ジャパン(傷害保険・賠償責任保険)
住所:〒926-0205 石川県七尾市能登島野崎町89-17
電話:0767-84-0081
ホームページ:http://www.notodive.jpチェックリスト: こちらからご覧ください⇒
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テーマ : エコツーリズム
ジャンル : 旅行